島無為海岸(しまむいかいがん)
神威岬から20分程離れた島無為海岸はゲートなどもなく24時間出入りする事が出来ます。この海岸は神威岬とは違って駐車場から3分程歩いただけで絶景が拝めるのもポイントです。
初めて行く場合は少し入り口が分かりにくい所ではありますが、宿の鱗晃荘(りんこうそう)さんを目印に目指すといいと思います。歩く距離も少なく、ゲートの開閉時間もない上に神威岬に負けない絶景が見られるので、私的に一番おススメ出来る撮影スポットになります。
土日だと観光客は多いですが、それでも神威岬よりもどことなく落ち着いた雰囲気ですね。
今回紹介している日本海側の撮影スポットは基本的に海に夕日が飲み込まれていく時間帯をおススメします。
残念ながら先ほど紹介した神威岬は入園時間に縛りがあるので、この島無為海岸かその道中で夕日を眺めるのがおススメですね。
奇岩の宝庫 えびす岩と大黒岩
日本海側は奇岩の宝庫でもあり、撮影しがいのある独特の形状をした岩々が点在しているのも特徴です。
中でもえびす岩と大黒岩はカメラマンに大人気で、いつ行ってもカメラを片手にした人がいるスポットです。
NDフィルターと長秒露光などで本気撮りしてる人が多い印象ですね。私は24mmの単焦点で長秒露光にチャンレンジしてみました。
北海ソーラン祭り花火大会
例年、七月上旬には余市港で4000発程度の花火が打ち上げられます。
以前、たまたま立ち寄った際に「バルブ撮影」と「比較明合成」を使って花火の撮影にチャンレンジしてみました。
バルブ撮影では
- 三脚などでカメラを固定
- シャッタースピードをバルブ(bulb)もしくはスローシャッターに設定
- 基本的に手振れ補正は切る
- 出来ればリモートスイッチなどを使う
以上が基本的な設定になります。
一度三脚で固定した後、カメラを移動させず数枚の写真を撮ります。後にその数枚の写真をフォトショップなどで「比較明合成」する事により花火の打ちあがる様子を一枚に凝縮した作品を作り出す事が出来ます。
この時使ったレンズはSAMUYANの24mm単焦点です。非常に軽量小型なレンズで、JPEG撮って出しの写真も独特の雰囲気があり気に入っています。
この花火大会は札幌から近い事もあり、結構な混雑具合になります。打ち上げのクライマックスが終わるか終わらないかのうちに急いで駐車場に走りましょう。帰り道の国道で相当な渋滞に巻き込まれてしまいます。(残念ながら2020年の開催はないようです。)
【※2023年の花火は開催しません。第55回北海ソーラン祭りの開催内容は公式サイト等をご確認ください】北海ソーラン祭りの…
まとめ
今回は積丹エリアの定番撮影スポットの紹介でした。都市部である札幌、観光地の小樽や余市とも距離が近いので、夏休みやお盆休みのドライブや撮影旅行にいかかでしょうか。
北海道の日本海側の海は非常に美しい事で有名ですが、特にこの積丹エリアの積丹ブルーはぜひ一度は見て頂きたい絶景です。
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