SONY Camera

超高画質!SONYの一眼レフカメラをPCに繋いでWebカメラ代用する方法をご紹介

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「Imaging Edge DesktopのRemote」でwebカメラ化する

使用ソフト

OBS (Open Broadcaster Software) is free and open source soft…

無料とは思えないほどの機能性とプラグインが豊富な動画配信ソフトです。今回の手法ではOBSを使用するパターンもあるので、そちらで利用します。

OBS Forums

MOD EDIT: This version of the plugin is currently deprecated…

OBSのプラグインです。Zoomなどの通話ソフトは通常、一眼をPCに接続しただけではカメラを認知しませんが、このプラグインを使用してOBSの画面を仮想カメラとして認識させます。

Imaging Edge Desktop のサポートページです。ソフトウェアのダウンロード、使いかた、対応機器、Q&Aな…

カメラのライブビューを利用してリモート(テザー)撮影するソフトを使用します。これはカメラのメーカーごとに異なり、そもそもこのソフトウェアに対応していない古い一眼カメラはこの方法ではWebカメラにできない可能性があります。逆に言えば、これらソフトに対応していれば一眼でなくともWebカメラにすることが可能かもしれません。

カメラの設定

一眼カメラ側の設定メニューを開きます。 [セットアップ]>>[USB接続]>>[PCリモート] にします。このとき、[ネットワーク]>>[スマートフォン操作設定] [入] になっているとUSB接続設定が変更できないので [切] に変更します。

機種によっては微妙に設定項目が違うかもしれませんが、ここでは a6600[ICLE-6600] を例にしています。

Sonyの場合はテザー撮影用のソフトとして、Imaging Edge DesktopのRemoteを使用します。ダウンロードとインストールはリンク先を参照。

Imaging Edge Desktop のサポートページです。ソフトウェアのダウンロード、使いかた、対応機器、Q&Aな…

USBケーブルで電源をONにした一眼カメラとPCを接続し、Remoteを立ち上げます。カメラの電源がOFFになっていたり、認識がうまくいっていないとエラーがでます。

接続が正常にされていればカメラの機種名が表示され、ダブルクリックでRemoteが起動します。

Remoteでは、ISOやシャッタースピード、F値などをカメラ本体で操作しなくても変更できますので綺麗に映るように調整して下さい。動画撮影モードにしておけば、AFしてくれるので動いても問題ありません。機種によると思いますがピクチャーエフェクトを使用することもできます。

Remoteでの設定が一通り済んだらOBSの設定に進みます。

注意として、OBSを起動する前に必ずRemoteを立ち上げて下さい。
Remoteの起動時にカメラ機種を選択するウインドウがでますが、そのウインドウのままOBSを立ち上げるとウインドウのキャプチャ範囲が自分の意図しないところに変更されてしまいます。(OBSのウインドウ選択範囲の話は後述)

OBSの設定

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OBSとプラグインのインストール

OBS Studioをインストールします。OBSのインストールや基本的な操作は記事がいくらでも見つかるのでそちらを参考にして下さい。

OBS (Open Broadcaster Software) is free and open source soft…

続いて、VirtualCamをダウンロードします。こちらもexeファイルを実行するだけで難なくインストールできます。

Imaging Edge Desktop のサポートページです。ソフトウェアのダウンロード、使いかた、対応機器、Q&Aな…

OBSに一眼カメラの画面を表示する

左下のシーンの[+]ボタンをクリックして新たなシーンを作成します。このシーンを一眼Webカメラに特化したシーンに設定していきましょう。

さらにソースも同様に[+]ボタンから新たに[ウィンドウキャプチャ]を追加します。設定はデフォルトで問題ありません。カーソルが不要であればチェックを外します。

ここまで完了するとOBSにリモート撮影ソフトのウィンドウ画面が表示されますが、余計なUIまで映り込んでしまうため画面をクロップします。

画面をクリックすると赤枠が表示され、枠を選択するとキャプチャされた映像のアスペクト比を保ったまま拡大縮小できます。さらにAltキーを押しながら枠を選択すれば、枠線が緑枠に変わり、画面のクロップが可能となります。うまく調整して画面いっぱいに一眼カメラの映像が映るようにしましょう。

設定できたら一度OBSを再起動することをオススメします。

仮想カメラとして認識できるようにする

VirtualCam をインストールしたら、OBSを起動します。正常にインストールされていれば、メニュー項目の[ツール]の中に[VirtualCam]が見つかるはずです。

Optionなどの項目は特に気にせず、Startボタンをクリックすれば、他ソフトでカメラを認識できる状態になり、[Target Camera]に表示されている名前がそのまま他ソフトにもカメラとして表示されるようになります。例えばZoomでは 設定>>ビデオ からカメラを選ぶことができます。

LINEやディスコードなど他ソフトも同じように設定などからカメラを選択すれば一眼カメラの映像を送ることができます。

OBSを配信ソフトではなく、完全にWebカメラとして使う場合は、Virtual CamのOption>>AutoStart にチェックをいれておけば、次回以降OBSの起動とともにVirtual Camも立ち上がるので時短になります。

これで設定は以上になります。初期設定は多少面倒ですが、次回以降はさほど時間を要することはないです。

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