ジュエリーアイス(アイキャッチ)

【氷の宝石】北海道、豊頃町の絶景「ジュエリーアイス」を紹介!【作例あり】

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ジュエリーアイス、撮影のコツ

朝日が地平線から出てきたタイミングが勝負なので、
まだうす暗い時間に被写体になるジュエリーアイスを探し、構図の確認や三脚のセットをしなければなりません。
もたもたしていると朝日はすぐ天高く登ってしまいシャッターチャンスを逃してしまいます。
地平線から登る太陽を収めるため、ローアングルのポジションを取れる三脚があると便利でしょう。
更に水面から立ち上る蒸気霧(けあらし)も一緒に収めることが出来れば迫力のある写真が撮れます。

※蒸気霧(けあらし)とは
水面に立ち昇る霧のような現象で、急激に冷え込んだ空気と海水の温度差によって発生します。
気象条件によって発生する物ですが運が良ければ見られるでしょう。

意外と忘れがち、手袋は必須

防寒が大切な事は説明しましたが、意外と見落としがちなのが手袋です。
どんなに防寒をしていても手袋がないと一瞬で指が凍てつき、カメラの操作が出来なくなってしまいます。
またいくら暖かい手袋でも、カメラ操作がしにくいと結局は脱ぐはめになるので本末転倒です。
私はカメラの設定をしたりシャッターを切る一瞬なら素手でも大丈夫だろうと甘くみて、カメラ操作のしにくい手袋を持っていきましたが無謀な判断でした。

撮影時は海水に注意

ローアングルでベストショットを狙うため波打ち際で撮影していたのですが、一瞬波が高くなりカメラが飲み込まれてしまいました。波に飲まれたカメラはすぐに凍り付いてしまいかなり焦ったのを覚えています。
波打ち際で撮影する場合は、波の高さに常に気を張って撮影したいですね。
波に飲まれたα7Ⅲはその後も問題なく動きましたが、さすがに海水はまずいと思い
後日SONYのサポートに出して無償点検して貰いました。

ジュエリーアイス
SONY α7ⅲ 1/1000s 35mm f/6.3 ISO100 FE16-35F4

通はお湯を持っていく。

いくら氷の宝石と言えども、自然の物ですから当然ゴミや砂が付いていて見栄えが悪い物もあります。
特に私が大津海岸に行った時はジュエリーアイスの数が少なかったので綺麗な物を探すのが少し大変でした。
観察していると他のカメラマンの方は駐車場で沸かしたお湯を持参し、ジュエリーアイスを磨いていました。
途中で磨いたジュエリーアイスを譲ってくれる心優しい方もいました。

中にはお湯を使ってジュエリーアイスを本格的に作りこむ人達もいます。

ジュエリーアイス
SONY α7ⅲ 1/2500s 35mm f/6.3 ISO100 FE16-35F4
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ジュエリーハウスで休憩しよう

撮影が終わったら冷え切った体を温めるのに大津海岸入口にあるジュエリーハウスに駆け込みましょう。
コーヒーやご当地フードなどを提供してくれる上、ストーブで室内が温められています。

冬季限定のジュエリーハウスですが、朝の6時半~7時頃からOPENしてくれているのがありがたいですね。
その年によって営業期間が変わる事もあるかと思うので、事前に調べてから現地に行ってください。

※ただし急な寒暖差によるカメラの結露には注意してください。
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ジュエリーアイス(アイキャッチ)
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